デッサンは、絵を描く対象となるモチーフをそのまま描くと言う感覚がありますが、実際はそうではありません。
モチーフを【①観察】し、それを頭の中で【②知覚】する事で、測ったり、感じたり、発見したりしてモチーフの理解を深めていきます。
その上で【③内的表象の構築】つまり、自分の理解したものを組み合わせ、自分の理想とする絵の画像を組み上げていきます。
この組み上げた絵が、実際にキャンパスに描こうとしている絵の「イメージ」なのです。このイメージを自分の体を使いアウトプットしていきます。
それが【④身体動作のイメージ生成】になります。それを、鉛筆や画用紙などの道具を使って、【⑤外化】します。
この一連のデッサンする行為のプロセスが理解できると、デッサンが思考にどの様に影響しているのか理解できます。
4月11日 | 野菜モチーフ デッサンと水彩から選べます |
5月9日 | モチーフは調整中です |
6月6日 | モチーフは調整中です |
7月4日 | モチーフは調整中です |
8月1日 | モチーフは調整中です |
9月5日 | モチーフは調整中です |
10月5日 | モチーフは調整中です |
11月7日 | モチーフは調整中です |
12月5日 | モチーフは調整中です |
5月9日 | モチーフは調整中です |
株式会社カラーコード デザイナー&イラストレーター
武蔵野美術大学大学院修了
カラーコードでデザイナーとして勤務。
いつも創っている人を応援できる仕事をしたいと思い活動していています。
現在は、不定期で友人の漫画家のアシスタントなども。
学生時代は美術予備校での講師経験あり。
絵を描くことは楽しいこと!と思ってもらえるようなクラスにしたいです。
東京造形大学美術学科1類(油絵科)卒
(株)日本デザインセンター、(株)アイドマのイラスト部にて多様な広告関係のイラストに携わる。
独立してから水墨画も始め日本南画院に所属、南画院展にて受賞多数。(現在は退会)
近年、映画やテレビ番組のポスター等にも携わり、スケッチブックメーカーにて社員向けのワークショップを行う。
画材店、世界堂のアートカルチャー講師を勤める。
株式会社カラーコード代表取締役
デザインアカデミー主宰
武蔵野美術大学 空間演出デザイン科卒
高校を卒業して美大に入学するためにはじめた絵の勉強を通して世の中の見え方が本当に変わりました。
クリエイティブの世界に入って、もう30年以上が経ちますが、いつもデッサンを始めた時の様々な気づきが、今行っている活動の原点になるし、基本になると思ってます。
芸術家は自分の哲学をもとに、全身全霊をかけて、今までこの世になかったものを生み出そうとします。
その原動力は自分の中にある「感情」です。
感動、喜び、悲しみ、怒り、多ければ多いほど、発想は豊かになります。
今までになかったものを生み出したら、果たしてどんな評価をされるでしょうか?
社会のためになるでしょうか?
芸術家はその不安と向き合いながらも己の哲学を信じ、極限まで自分を追い込み、作品を生み出します。
その結果生まれたものは、人々の共感を得て時代を超えいつまでも斬新であり続けます。
私たちは、この芸術思考プロセスを、企業のBPM(ビジネスプロセスマネジメント)に活かせないかと考えています。そのために、企業に向けて、芸術思考を身につけるためのワークショップを展開しています。
絵を描くとは、見たり聞いたり思い浮かべたものを知覚し、頭の中で認識・再構成し、それを紙の上に再現する行為です。
基本的に、どんなに絵が上手い人も、頭の中で再構築したイメージを二次元上に再現した場合、はじめはイメージしたものとはほど遠い状態であることばかりです。
そして、少しでもイメージに近い状態にするために、思い悩み、表現を探し試して、自分なりの表現の答えを見つけていきます。
この絵を描く行為で大事なものは、再構成されたイメージになります。
このイメージは、誰でも作れるものではなく訓練によりイメージがより明確になってきます。
そして、そのイメージをこの現実の世界に再現するには技術が必要となります。
このイメージと技術により、今までなかったものを創り出す行為が創作活動です。
まず、絵を描くことは継続的な訓練の結果であり、自然発生的に培われている能力と異なることを理解してもらえればと思います。
絵を描くのが下手だと思っている人が、どこでつまずいているかを検証する必要がありますが、まずは絵を描く行為のプロセスを明確にする必要があります。そのプロセスにおいて、絵を描く行為の中で弱いと思われる部分をより強化し、イメージを再現する力を伸ばしていくことが出来ればと思います。
思考はノンバーバル(非言語的)なビジュアルとバーバル(言語的)を行き来し、思索を行います。
この時、ノンバーバルな判然としないイメージを潜在意識から、顕在意識に移行させる手段の一つに絵を描くがあります。
この時に描く絵は、芸術的なものでなくても良いし、写実的な上手い絵も必要ではありません。
絵を描く行為で思考を深めていくことができます。
無意識の階層から、意識の階層に一気に飛ぶには整理や最適化を頭の中で行う必要がありますが、絵を描く行為を挟むことで、無意識から前意識、意識と階層を一段ずつ上がることが可能となります。
顕在意識では常識となって固定観念になっていることが、潜在意識から放出されるアイデアなどを、バイアスがかからない状態で意識化することができます。
デザイナーなどが活用するデザインスケッチ(アイデアスケッチ)は、大きく分けると抽象画になります。
デザインスケッチを多用することで、ビジネスシーンにおいて絵を描く思考の効果があります。
この際、思考しながら描く絵の形や構造、色彩等を理解した上でのスケッチとそうでないスケッチでは、思考の広がりと相手側の理解度が格段に違ってきます。
このデザインスケッチをある程度のレベルにまで上げるには、写実的なデッサンがとても重要になります。
デッサンを学ぶと言うことは、対象となるモチーフの構造を理解し、その構造を変化させずに二次元上に表現する観察力と技術力の向上につながります。
形の取り方がよくわからなかったのですが、姿勢を変えずに描くこと、鉛筆等を使い、物の形の比率を地道に測ることを教えていただき、形がしっかり取れていると評価いただき嬉しかったです。
色の塗り方はつかみ切れませんでしたが、鉛筆を色々な角度で使い、芯のやわらかさに違うをつけて描いてみようと思いました。
見えるものを全部描きましょうと言うアドバイスも面白かったです。
会場の雰囲気もとてもあたたかく、参加しているみなさんの熱意も伝わって来て楽しく制作できました。
楽しい!もっと描きたい!と思える機会をありがとうございます!
インプット・ストック・アウトプットの説明がとてもわかりやすかったです。
何よりも絵を描く楽しさが伝わったことがとてもよかった。
今後を楽しみにしています。
自分で実際に手を動かして初めてわかる絵描きの人の考えや、技術などに少し触れることが出来ました。
美術館に行っても見方が変わりそうです!
株式会社カラーコード代表取締役
静岡県地域づくりアドバイザー
芸術思考学会理事
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